水揚げ日本一!ひょうごたじまの松葉ガニ

たじまの松葉ガニは水揚げ日本一

ズワイガニ(松葉ガニ)は、「但馬の冬の味覚」として漁業者・漁協はもとより、水産加工業者や旅館・民宿等の観光事業者にも広く利用され、但馬の地域経済を支える重要な水産資源です。
その漁獲量、漁獲金額はともに日本一を誇り、沖合底びき網漁業者で組織された兵庫県機船底曳網漁業協会では、主産地としての全国的な認知度の向上と但馬地域の活性化をめざし、「日本一」を掲げたPR活動を行っています。

松葉ガニとは?

01kani標準和名「ズワイガニ」の別称。
兵庫県の但馬地域はもとより、島根県から京都府にまたがる山陰地方では、古くから日本海で獲れる成長した雄ガニのことを「松葉ガニ」と呼んでいます。
松葉ガニと呼ぶ由来は諸説あり、
(1)長細い脚の形が松葉のように見えるから 
(2)脚の肉を水につけると身が松葉のように広がるから 
(3)調理の際に松の葉を使ったから
などと言われています。

カニ漁と漁場

gyohou01松葉ガニの漁期は11月6日から翌年の3月20日までと決められています。
カニは水深200~600メートル前後の海底にいるため、沖合底びき網漁船で獲ります。
カニ漁期に入ると、但馬漁協、浜坂漁協に所属する49 隻の沖合底びき網漁船(19~125t)が一斉に出漁し、京都府沖から山口県沖までの漁場で1航海あたり1~5日間操業します。
沖合底びき網では、松葉ガニのほかカレイ類、ハタハタ、ホタルイカなども獲ります。

雄ガニと雌ガニ

02kaniカニは脱皮を繰り返して成長していきます。
雄ガニは、最後の脱皮をしたカニが「松葉ガニ」と呼ばれ、浜では「カタガニ」、「タテガニ」とも呼ばれます。最後の脱皮をしたカニには、甲羅にカニビルの卵(黒いつぶつぶ)がたくさん付いています。
一方、雌ガニは「セコガニ」と呼ばれ、腹に卵を抱えたセコガニが雄ガニと一緒に水揚げされます。セコガニはカニの子供を産む大きな役割があるため、カニ資源を保護する目的から、漁期は12月末までと決められています。

カニの漁獲量

但馬地域のズワイガニの漁獲量は、昭和50年代から激減し、平成4年には過去最低の299トンまで落ち込みましたが、禁漁区の設定をはじめ保護礁の造成、 漁期の短縮、漁獲の制限、休漁期の海底清掃など長期にわたる資源管理の取組により資源量は回復し、平成15年以降では1500トン前後の水揚げとなっています。
近年では、安定したズワイガニ資源に支えられ、漁獲量、漁獲金額ともに全国第1位を記録し、地域はもとより、日本海の厳しい冬期漁場で日夜操業している沖合底びき網漁業者の大きな誇りとなっています。

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カニの販売

但馬漁協と浜坂漁協では、カニの直販を行っています。
松葉ガニのシーズンになると浜は一段と活気にあふれます。港では早朝からセリが行われ、買受人が次々とカニを競り落としていきます。買受人は、京阪神等の中央市場に出荷したり、地元の旅館や民宿等に卸したり、地元の水産物加工場で「ゆでガニ」に加工したりします。
こうしたカニが私たちの食卓に届くまでに、漁業者、漁協のほか、買受人、加工業者などの流通に携わる多くの人々が食の安全・安心に日々努めています。

○但馬漁協のオンラインショップ
オンラインショッピングについてはこちら

○漁協の直販所
遊魚館 (JF但馬 香住支所) TEL 0796-36-4545
かに一番館 (JF但馬 柴山支所) TEL 0796-37-0301
フィッシャーマンズビレッジ (JF但馬 津居山支所) TEL 0796-28-3148

参考データ

<ズワイガニ漁獲量>

区分 全国漁獲量(t) 全国第1位 第2位 第3位
漁獲量(t) 全国シェア(%) 漁獲量(t) 全国シェア(%) 漁獲量(t) 全国シェア(%)
H23 4,439 兵庫県 1,371 31 鳥取県 1,142 26 石川県 535 12
H24 4,353 兵庫県 1,373 32 鳥取県 1,114 26 石川県 524 12
H25 4,181 兵庫県 1,165 28 鳥取県 1,057 25 福井県 548 13

<ズワイガニ漁獲金額>

区分 全国漁獲金額
(億円)
全国第1位 第2位 第3位
金額(億円) 全国シェア(%) 金額(億円) 全国シェア(%) 金額(億円) 全国シェア(%)
H23 91 兵庫県 32 35 鳥取県 18 20 福井県 15 16
H24 92 兵庫県 32 35 鳥取県 19 20 福井県 16 18
H25 100 兵庫県 33 33 鳥取県 21 21 福井県 19 19