漁に必要不可欠なものであり、そして必ず船にあるもの、“道具”。

海の男たちが大切にしている道具の一部を柴山の漁法と合わせて紹介するよっ。
あなたは何個知っているかな?さっそくチェックしてみよう!
〈協力・資料提供/海の文化館 〉
 
沖合底曳網漁
水深100〜500メートルの海底に袋状の網を入れて、ズワイガニやカレイ類、ハタハタなどを捕る。
船には7〜10人が乗り組み、約1週間航海する。

漁場/京都府から山口県沖合
操業期間/9月から5月末
漁船/34〜95トン
■底曳網
網は広げながら海に入れ、カニ漁の場合2時間ほど海底を曳く。
網は高さ9m、長さ70mくらいのものを使用している。
1.傾斜がかかった船尾で網を投げ入れ、引き揚げる作業をする。
2.約2,000mもあるロープを使って、網を揚げる。
3.捕まえた魚やカニを網から出し、選別する作業は甲板上で。

沖合イカ釣り漁
集漁灯を照らしてイカを集め、自動イカ釣機で釣ったイカを選別し、冷凍室に入れる作業を繰り返す。
船には5〜9人が乗り組み、1週間から1ヶ月にわたり航海する。

漁場/日本海の広範囲にわたる
操業期間/5月から2月末
漁船/30〜99トン
■集魚灯
1灯あたり3〜4KWととても明るく、船上で照らすとイカが集まってくることから、たいへん重宝されている。
イカは灯りに群がるプランクトンや小魚などをエサにしていて、それらを求めてあがってくるという習性を巧みに利用した道具。
船の大きさにより吊るす数は様々で、沖合イカ釣り船になると70灯近くにもなる。

※写真の青色で囲んだ部分が集魚灯
その他、1本釣り漁もあります。

レーダー類
■GPS(Global Positioning System・広域側位システム)
目的地を入力すれば、目的地と船の現在位置が正確にわかる。
地球のどこにいても、GPS衛星からの電波信号が受けられるという。
■レーダー
夜間や悪天候などにより視界が悪いときでも、近くにある物体の方向や距離を教えてくれる装置。
アンテナが回転するので360度の測定ができる。
■魚群探知機
名前のとおり、魚の群れがどこにいるかを知るための機器。
水中では使えない電波に変わり、超音波を使ってコンピュータで測定するのが特徴。
■無線通信機
海上保安庁などからの情報を受信したり、仲間同士での交流に使用。
海上での数少ないコミュニケーション機器といえそう。
■気象ファクシミリ
電波で受信した天気図などをプリントする装置。
漁師にとって大切な最新の気象情報がわかる。
 
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